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歯周病と全身疾患|船橋市の歯医者【夏見台アモール歯科クリニック】船橋市運動公園前・精密治療

歯周病と全身疾患

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歯周病と全身疾患の研究や報告が、世界レベルで発表されるようになりました。たとえば、心・血管系の病気。心臓の動脈が詰まったり狭くなったりすると、心筋梗塞や狭心症になり、脳の動脈が詰まったり狭くなったりすると、脳梗塞を引き起こします。血管が膨らんで破れてしまえば、命に関わる深刻な事態を招きます。動脈硬化を起こした血管の中のプラークを調べると、歯周病菌が見つかるというケースが、アメリカでも日本でも相次いで報告されました。また、アテローム性動脈硬化(コレステロールなどの脂質が動脈内膜にかゆ状に沈着したもの)の部分から歯周病菌が検出されているといいます。

死因第3位の肺炎と結びつく歯周病?

日本人の死因で上位3つの病気といえば、長年にわたって、がん、心疾患、脳血管疾患でした。ところが、厚生労働省の「人口動態統計」によると、2011(平成23)年からは肺炎が第3位に急浮上。以来、この状態が続いています
肺炎が増えている最大の理由は、高齢者の増加です。肺炎が原因で亡くなる人のうち、65歳以上の高齢者が圧倒的多数。今後、超高齢化社会が進む中では、肺炎による死亡率がますます高まる可能性があります。

誤嚥性肺炎と歯周病菌の関係

高齢者の肺炎の多くは、誤嚥性肺炎だといわれています。誤嚥とは、口の中の唾液や食べ物、飲み物、痰などが食道ではなく気管に入り込んでしまうこと。誤嚥で肺に入り込んだ細菌によって引き起こされるのが誤嚥性肺炎です。高齢者に起こりやすいその原因菌の中には、歯周病菌も数多く検出されています。歯周病と肺炎は、密接につながっているのです。
普通、気管に食べ物などが入ろうとすれば、咳嗽反射によって吐き出しますが、咳による反射が弱まると、それができなくなり、気管に入り込んでしまいます。ですから、「最近、むせることが増えた」などという場合は、要注意です。

お口の中を清潔に保ち健康的なワークライフバランスを保ちたいものですね。