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1. 成分と硬さの違い
歯: 表面を覆う「エナメル質」は、体の中で最も硬い組織です。水晶(モース硬度7)に近い硬さがあり、骨よりも密度が高いのが特徴です。
骨: 歯ほど硬くはありませんが、柔軟性があります。衝撃を吸収できるよう、コラーゲン(タンパク質)が豊富に含まれています。
2. 再生能力(最大の違い)
歯は再生しない: 歯のエナメル質には代謝を司る細胞がないため、一度欠けたり虫歯で溶けたりすると、二度と元通りには再生しません。
骨は作り変わる: 骨には「骨芽細胞」と「破骨細胞」があり、常に古い骨を壊して新しい骨を作る「代謝」を繰り返しています。骨折しても元通りにくっつくのはこのためです。
3. 神経と血管の通り方
歯: 歯そのもの(エナメル質・象牙質)には血管がありません。中心部の「歯髄(しずい)」という空洞にのみ神経と血管が通っています。
骨: 骨の内部だけでなく、表面を覆う「骨膜」にも神経と血管が張り巡らされています。
4. 役割の違い
歯: 主に「咀嚼(食べ物を噛み砕く)」という外部刺激に耐えるための道具。
骨: 体を支える「支持」、内臓を守る「保護」、血液を作る「造血」などの生命維持装置。