ブログ
ブログ
ビタミンとは人間が必要とする栄養素の代表的なものに、たんぱく質や脂質、炭水化物、ミネラルがあります。それ以外の栄養素で、微量の有機物を総称したものをビタミンと呼んでいます。
ビタミンは脂溶性・水溶性を合わせて13種類が確認されており、ビタミンKは脂溶性ビタミンのひとつです。
ビタミンKは2種類あります。緑黄色野菜や海藻類、緑茶、植物油に含まれているのがビタミンK1(フィロキノン)で、腸内細菌によって合成されるのがビタミンK2(メナキノン)です。ビタミンK2は、食べ物では食肉や鶏卵、乳製品、納豆などに含まれています。ビタミン2はたんぱく質を作る働きがあり、骨や歯の形成を促します。
また、骨からカルシウムが溶け出してしまうのを抑える機能もあり、脱灰が起きにくくなります。ビタミンKは、止血やカルシウムの吸収を助ける効果があるため、歯の根を支える骨の維持に役立ちます。
カリウムには、知覚過敏を軽減する効果があると言われています。シュウ酸カリウムは、カルシウムと結合することで、歯のエナメル質の強化に寄与する可能性があるため、臨床での応用が期待されています。歯の再石灰化を促進するための材料として用いられることがあります。具体的には、シュウ酸カリウムを含む歯磨き粉やコーティング剤が市販されており、患者様に対して使用することができます。これにより、エナメル質の強化やう蝕の予防が期待されています。歯がしみて気になる方は使ってみるといいかもしれませんね。